お答えします。

訪問介護事業所を開業して、運営できる状態でなければなりません。

例えば、利用者が事業所に電話をしようとしても、事業所に電話がなければ困ります。

またヘルパーさんが事務をしようとしても、机や椅子がなければ困ります。

この様なことから、訪問介護事業所の事業者の指定申請の際には、いつでも事業が運営できる状態であるかどうかを確認されます。

具体的に、備え付けてなければならない備品等は、次のようなものがあります。

1. 電話機
2. FAX
3. パソコン
4. プリンター
5. コピー機
6. 鍵付き書庫
7. 机
8. 椅子
9. 間仕切り等(事務室と相談室を区切る必要がある場合)
10. 消毒液(感染予防のため)
    など。

最初から新品を揃える必要はありません。

中古品を買うなど、できるだけお金をかけないように工夫してください。

コピー機とＦAX、プリンターの3つを兼ね備えた複合機がありますから、最初はその程度に抑え、事業が軌道に乗ってきてから、いいものを買えばいいです。

以上の備品類は指定申請の際に、事業所に置かれた状態で写真にとって提出しなければなりません。

また鍵付き書庫は、鍵を付けた状態で写真を撮る必要があります。

開業前に役所が事業所に来られて確認されることは大阪や兵庫ではありませんが、京都では事業所に来られることがあります。

大阪などでは写真で確認するだけで、現地確認までされることはありません。

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