2012.09.14
カテゴリ:日本経済新聞
特養の7割が胃瘻患者の入居数に上限
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
日本経済新聞(2012.9.13)によると、特定非営利活動法人の調査で特別養護老人ホーム の7割が※胃瘻患者の受け入れに上限を設けるいることが分かった。
その理由として、胃瘻が必要なのは認知症の高齢者が多く、受け入れには施設側の負担が大きいことをあげています。
また、今年度から医師や看護師との連携を前提として国が定める研修を受けた介護職員に、たんの吸引など一部の医療行為が認められましたが、今回の調査で「医療行為が認められた職員には限りはあり、無責任な受け入れはできない」「病院との連携が十分ではなく受け入れはできない」などの意見が寄せられています。
私は、介護職員基礎研修科の訓練校を経営していますが、来年以降は実務者研修にするか初任者研修にするか検討中ですが、この記事を読んで受講生の実習受け入れ施設を探すのが難しいと感じています。
※胃瘻(いろう)とは、食べ物をかむ力や飲み込む力が弱くなった人に、胃へ直接チューブをつないで栄養を送り込む治療法。
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