日本の将来は危ない
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
左の写真は、今の中国の農家を写したものではありません。
50年ほど前の日本の農家の写真です。
写真に写っている2人の人物のうち、右側が私の母親で左側が私です。
この写真を見ると貧しい農家という印象ですが、私の家が特別貧しかったわけではなく、当時の一般的な農家の姿であったように思います。
豊かになった今の日本に育った若い人達には、想像できないでしょう。
当時のほとんどの日本人は、勤勉て一生懸命働いていました。
だからこそ、今日の繁栄を築くことができました。
勤勉でなくなった今の日本人がこのまま続けば、50年前の日本に戻ってしまいます。
今の日本が50年前に戻ると、豊かさを知ってしまっただけに大変不幸になると思います。
貧しさから豊かになる過程は幸せを実感できますが、その逆は不幸であるしかありません。
50年前は貧しかったですから、親は子供を過保護に育てる余裕はありませんでした。
それが、今から考えると良かったと思います。
私は自立しないと生きていけないと、本能的に自覚していたのだと思います。
この写真は私の原点です。
事務所の私の机の上に、この写真を立てかけています。
今は豊かで、親は子供に対して過保護です。
過保護で育った子供は、親に感謝するどころか給料が安いと不平を漏らします。
これが同族会社の実情です。
自立できなくなった子供たちが、日本の将来を支えられるわけがありません。
この写真は、過去の良き日本を写しているのと同時に、将来の日本を予言しているようにに思いますが、皆さんはどう思われるでしょうか?
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