ハダカの王さま

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

会計事務所の所長は、ハダカの王さまになりやすいので注意しなければなりません。

これは、会計事務所に限らず中小企業の社長など多くの場合にあてはまります。

中小企業の社長がハダカの王さまになっている場合に、アドバイスするのが非常に難しいです。本人は、自分がハダカの王さまになっているという自覚がないからです。

アドバイスするため苦言を呈すると「お小言を言われた」と気分を害します。こちらは、本人のためにアドバイスしたつもりでも、相手が受け入れる気持ちがないと、自分を批判していると思われるだけです。

こうなると、こちらはアドバイスして顧問契約を解約されたくないので、無難な発言になってしまいます。本人のためにはなっていません。

一方まったく逆の社長さんもおられます。
会計事務所に批判されることを条件に顧問契約を依頼される社長さんがおられるのです。

このような社長さんは、批判を受け入れようとする態勢が出来ていますから悪いところは直していこうとされます。

どちらが会社として発展するかは明らかです。

人間は弱い動物ですから会計事務所から批判されるより、社長と呼ばれておだてられる方が気持ち良く、それに甘んじてしまいます。

会計事務所の所長の場合も、誰も批判してくれる人がいないのでハダカの王さまになりがちです。私の場合は、幸いにして家内が創業当時から一緒に仕事をしてくれていましたから、気づいたら注意してくれます。

時にはズバリ注意されて腹の立つことがあります。人間として成長できていない証拠です。

ハダカの王さまに、ならないように気を付けています。



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