大阪市報道発表 介護保険事業者の指定登録取消と介護給付費の返還
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
大阪市は、平成24年10月31日、 介護給付費を不正に請求し、受領していたとして合同会社ベリーを介護保険事業者等の指定を取り消し、不正に請求し受領していた介護給付費の返還を請求した。
不正の内容
その内容は、平成22年9月の事業者指定時から平成24年4月までの期間において、事業者と雇用関係にない訪問介護員をあたかも雇用しているかのように装い、訪問介護サービス又は重度訪問介護サービスの提供を行っていないにもかかわらず、サービス提供を行ったかのようにサービス提供記録簿を虚偽作成し、不正に介護給付費の請求を行い、受領したなど。
行政処分
大阪市としては、介護保険法に基づき、平成24年10月31日付けで、介護保険事業者等の指定を取り消し、 障害者自立支援法に基づき、平成24年10月31日付けで指定障害福祉サービス事業者の指定の取り消し並びに移動支援事業者の登録を取り消した。
また、不正に請求し受領していた介護給付費(介護保険:26,654,370円、障害者自立支援:1,070,473円、加算額を除く)の返還を請求し、さらに加算額(介護保険:10,661,748円、障害者自立支援:428,189円)の支払いを請求する。
対象事業者
(1) 法人名 合同会社ベリー(ごうどうがいしゃ べりー)
(2) 代表者 代表社員 清成 洋子(きよなり ようこ)
(3) 所在地 大阪市西成区天神ノ森一丁目7番15号
事業所名称及び所在地
(1) 事業所名称 訪問介護ベリー (訪問介護事業、介護予防訪問介護 ※介護保険法)
(居宅介護、重度訪問介護、移動支援 ※障害者自立支援法)
(2) 所在地 大阪市西成区天神ノ森一丁目4番2号岸里マンション101号室
(3) 指定年月日 平成22年9月1日
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