24時間サービス、理解進まず「夜間・緊急対応主体」の認識多数

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

2012年12月17日のブログで、昨年4月の介護保険法改正に伴い新たに導入されてた「定期巡回随時対応型訪問介護・看護」が半年たって、普及していないという日本経済新聞2012.12.4夕刊の記事をご紹介しました。

三菱UFJ リサーチ&コンサルティングは、定期巡回・随時対応型訪問介護看護(24時間サービス)の実態や課題に関する調査の暫定集計をまとめ発表しました。

次のアドレスから、その概要がわかります。
http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_130117.pdf

それによると、現在24時間サービスを実施していない事業所の多くが、サービスの実態について正しく認識・理解をしておらず、そのことが参入に対する障壁となっていることが明らかになりました。

アンケート結果を表にしました。

回答した参入障壁未参入事業者参入事業者
夜間、深夜の訪問体制構築95.4%46.5%
随時対応を行う職員体制構築95.7%64.2%
随時対応の発生頻度の予測79.5%33.3%
看護職員の確保、連携先となる訪問看護事業所の確保79.9%53.6%
看護職員や訪問看護事業所との連携対応67.8%42.9%
ケアマネジャーへの周知と理解41.4%77.0%
利用者、家族への周知と理解50.8%73.1%



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