介護職員採用が先か、ご利用者獲得が先か?

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護職員の数とご利用者の数との関係は、長期的には比例関係にあります。

ご利用者の数が増えれば、介護職員の数も増えていきます。

会計事務所も顧問先の件数が増えれば、職員の数も増えていきます。

しかし、介護職員の数とご利用者の数はいつも均衡がとれているわけではなく、ある時点では、介護職員の退職やご利用者の増加により、介護職員が不足します。

特に介護職員を募集しても集まらない状況では、長期間にわたって、人手不足に陥っています。

私の会計事務所でもよく似た現象が起きています。

私は、人手が足らなくなってから人を募集する今までの方法に、最近疑問に思うようになってきました。

なぜなら、人手が足らないため焦って募集し、失敗するケースが多かったからです。

焦ると面接が甘くなり、妥協して採用してしまいます。

その結果、うまくいきません。

そこで、私は考え方を変えて人手不足でなくても、人を採用することにしたのです。

まず、いい人材を採用することを優先し、その後お客様を増やせばいいと考え方を変えたのです。

焦って採用する必要がありませんから、いい人材をじっくり時間をかけて探すことができます。

「お金がないのに、余分に人を採用するのは無理!」

と言われる方もおられると思います。

しかし、考えていただきたいのは、焦って採用して辞められまた採用しての繰り返しでは、募集費用と採用の時間に取られ大きな損失です。

それより、まずいい人材を採用しご利用者を獲得する努力をする方が前向きではないかと思うのですが、みなさんはどのようにお考えでしょうか?



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