面接を従業員に任せている介護事業所

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

私は、ある介護事業所に伺ったとき、面接を従業員に一任していると言われた社長さんにお会いしたことがあります。

その社長さんは、

「面接を担当する従業員は、将来、上司となる予定です。将来、自分の部下になる予定の従業員を採用する面接を担当するのです。」

と言われました。

「なぜ、面接を従業員に任せているのですか?」

と私は、お尋ねしました。

そうすると、その社長さんは次のように言われました。

「従業員の成長になります。」

なるほど、と私は思いました。

将来、自分の部下になる従業員の面接を担当するのですから真剣です。

採用してから辞められたら、人の責任にできませんし、人材不足だと文句も言えません。

「採用した、あなたが悪いんでしょう」

とか

「面接でなぜ見抜けなかったのですか?」

とか

「あなたの部下に対する教育が悪かったから辞めたんじゃない?」

と言われかねません。

面接を担当させ、そして自分の部下を採用し教育することは、その面接を担当し上司となる従業員を成長させる方法の一つだと私は思いました。

早速、私はこの方法を取り入れました。


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