介護大手 高卒採用を拡大

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

有効求人倍率

有効求人倍率(倍)=月間有効求人数÷月間有効求職者数

求人倍率が 1.0 より高いということは、仕事を探している人の数よりも求人のほうが多いということを意味します。

下のグラフをご覧のとおり、介護関係職種の有効求人倍率は、全国平均で1.64倍で求人の方が多く、人手不足の状態です。

また、

  1. 地域ごとに、大きな差異があること。
  2. 地方よりも都市部の方が高くなっていること。

の特徴があります。

都道府県別有効求人倍率(平成25年6月) 
第47回(平成25年9月4日)社会保障審議会介護保険部会より
都道府県別有効求人倍率

介護人材の確保の取り組み

介護事業者様は、介護人材の確保に苦労されていると思います。

介護人材の確保にあたっては、

  1. 参入の促進
  2. キャリアパスの確立
  3. 職場環境の整備・改善
  4. 処遇改善

が必要です。

日本経済新聞(2013年9月14日)夕刊に、介護大手が若者を大幅に採用するという記事がありました。

上記、介護人材確保の「参入の促進」対策の一つの方法です。

  1. ニチイ学館
    2014年4月に、高卒の新入社員を今春実績の2.5倍にあたる400人以上を採用する予定。
  2. セントケア・ホールディングス
    ニチイ学館と同様、2倍の60人を採用する予定。
  3. セントケアHD
    2013年春に31人の高卒を採用した。来春には60人を採用する予定。
  4. 学研ココファン
    今年春に約50人が入社。来年春は100人を採用する予定。

このような介護大手の動きは、参考になるのではないでしょうか?


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