介護3施設の平均在所・在院日数

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

下のグラフは、介護3施設と言われている、

  1. 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、略して「特養」)
  2. 介護老人保健施設(略して「老健」)
  3. 介護療養型医療施設

について、平均在所・在院日数の推移を示したものです。

画像の説明

特養は、終の棲家と言われており、亡くなるまでいる所です。

したがって、介護3施設の中で一番長く、平均在所日数は平成22年で1475日で約4年です。

一方、老健や療養型は1年前後になっています。

老健の在所日数の推移を見ると増加傾向で、老健の特養化が進んでおり、老健と特養の区別が分かりにくくなっています。

なお、特養の入所者の入所時点の平均年齢は85歳で、9割以上の入所者は10年以内に退所しています。

この在所日数が、いま議論されている特養などの補足給付の要件である単身者の預金1,000万円の根拠になっています。

(参考)介護3施設の概要

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、略して「特養」)

特別養護老人ホーム

介護老人保健施設(略して「老健」)

介護老人保健施設

介護療養型医療施設

介護療養型医療施設




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