介護福祉士国家試験の実技試験について、2017年度から廃止

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

厚生労働省は、介護福祉士の国家試験の出題範囲等の今後の在り方について議論を重ね、平成25年12月16日(月)に報告書をまとめました。

「介護福祉士国家試験の出題範囲等の今後の在り方について」(報告書)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000032222.html

それによると、

  1. 一定の実技技能を含む教育カリキュラムを受講した養成施設や福祉系高校の卒業生が受験する17年度以降には、実技試験を原則廃止
    古い教育カリキュラムの福祉系高校などを卒業した人が受験する可能性も残されている点については、「介護技術講習の修了やそれに相当する研修を求めるなどの措置を検討するのが適当」とした。
  2. 15年度以降の国家試験では、医療的ケアに関する問題を追加し、総問題数を増やす
    より実践的な介護技能の評価が重要という観点から、「科目『介護の基本』の出題数を減じる一方、科目『生活支援技術』を増やすのが適当」

などとしています。

「介護福祉士国家試験の出題範囲等の今後の在り方について」のポイント

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