平成24年介護サービス施設・事業所調査の概況

こんにちは。大阪の介護専門税理士に松本昌晴です。

厚生労働省では、このほど、平成24年「介護サービス施設・事業所調査」の結果を取りまとめ公表しました。

「介護サービス施設・事業所調査」は、

  1. 全国の介護サービス利用状況や
  2. 職員配置状況、
  3. 利用者への提供内容
    などを把握し、今後の介護サービス関連施策の基礎資料を得る目的で実施されているものです。

訪問介護事業の調査結果を掲載しましたが、詳しくは、次のアドレスからご覧ください。

平成24年介護サービス施設・事業所調査の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service12/index.html

訪問滞在時間別利用者数の構成割合

要介護度ごとに訪問滞在時間別利用者数の構成割合をみると、

  1. 「要介護1」では「60~90 分未満」が 46.1%と最も多く、
  2. 「要介護5」では「30~60 分未満」が 43.0%と最も多くなっており、
    要介護度が高くなるに従い「60~90 分未満」の割合が少なくなり、60 分未満の割合が多くなっています。

【要介護度別訪問介護利用者数の構成割合(複数回答)】
画像の説明


訪問介護の提供内容の構成割合

年齢階級ごとに訪問介護の提供内容別利用者数の構成割合をみると、

  1. 「90 歳以上」「64 歳以下」では「排泄介助」が最も多く、他の年齢階級においては「掃除」の割合が最も多くなっています。
  2. 訪問介護の提供内容ごとに要介護度別利用者数の構成割合をみると、
    1. 「排泄介助」「食事介助」「清拭」「身体整容」「更衣介助」では「要介護5」が最も多くなっており、
    2. 「自立支援のため見守り的援助」「掃除」「洗濯」「一般的な調理・配膳」では「要介護2」が最も多くなっています。

【訪問滞在時間別訪問介護利用者数の構成割合】
画像の説明




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