都道府県によって、要介護認定が厳しいところと緩いところがある

こんにちは。大阪の専門税理士の松本昌晴です。

下のグラフは、都道府県別の要介護(要支援)認定者数の構成割合です。

都道府県によって、要介護(要支援)認定者数の構成割合に違いがあることが分かります。

大阪府と兵庫県は、軽度者(要介護度2まで)が多く、山梨県と沖縄県は重度者(要介護3以上)が多いことが、お分かりいただけるでしょうか?

都道府県別の要介護認定者者数の構成割合

このように要介護(要支援)認定者数の構成割合が、地域によってバラツキがあります。

大阪府や兵庫県では要介護認定が厳しく、逆に山梨県や沖縄県では緩くなっています。

要介護認定には、認定調査員の調査や主治医の意見、介護認定審査会の審査判定など人間の判断が入ります。

人間がやることですから、ある程度バラツキが起きるのも仕方がないことかもしれませんが、認定率格差の問題が内包されており、地域格差が拡大しています。


【ご参考】要介護認定の流れ

  1. 一次判定
    要介護認定は、まず、市町村の認定調査員による心身の状況調査(認定調査)及び主治医意見書に基づくコンピュータ判定を行う。
  2. 二次判定
    次に保健・医療・福祉の学識経験者により構成される介護認定審査会により、一次判定結果、主治医意見書等に基づき審査判定を行う。
  3. この結果に基づき、市町村が申請者についての要介護認定を行う。

要介護認定の流れ




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