介護職員が嫌う言葉「営業」と「利益」

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護事業所の職員が嫌う言葉として「営業」と「利益」という言葉があります。

「私は営業するために、この仕事を選んだわけではありません。」とか、「利益は悪だ。」と思っている人が結構います。

措置の時代から介護・福祉業界にいる人は、特にそういった傾向にあります。

措置は施しです。

施しの精神は、利益を出すなんてとんでもないという価値観です。

しかし、「利益」は地域からの通知表であることを、職員に丁寧に説明することが必要です。

すなわち、事業所がその地域で必要なサービスを提供している、素晴らしいサービスを提供しているから利用者は増え、その結果、収入がアップし利益が出るのです。

したがって、「利益」とは地域からの「ありがとう」という言葉の積み重ねです。

逆に、その地域にとって必要でないサービスや粗悪なサービスを提供していると、利用されず収入は増えず利益は減少します。

以上のことを介護職員に伝え、「その利益を職員の処遇改善や研修などにあてることにより介護サービスの質を向上させ、さらに地域の皆さんに喜んでいただこうではないでしょうか」と説明してあげてください。

利益が出る構図



松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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