介護事業も小さく始めて大きく育てるのが基本
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業の開業相談に来られる方には、楽しそうに夢を語られる方がおられます。
たとえば「私は、母の介護ができなかったので、その代わりとして介護事業をしようと思いました。」「知り合いに看護師さんがたくさんいるので、訪問看護をしたいです。」「訪問看護だけでなく、訪問介護や居宅介護支援事業も一緒にしたいです。」
あれもこれも一緒にしようとする人がいます。
私は、ちょっと待ったらと心の中で思います。
確かに夢を実現したいというお気持ちは分かりますが、いっぺんにあれもこれも開業するのではなく、一つ一つ成功しながら積み上げていって結果として、色々なことをしているのがいいのではないかと思います。
成功している人の共通点を見ると、成功している人は一つ一つの成功を積み上げてこられています。
一方、失敗している人は、同時にあれもこれもやってしまう傾向にあります。
私もそうですが。(笑い)
例えば成功している会社のホームページの沿革を見ると一つ一つ成功して、次の事業に投資していることが分かります。
私が知り合った介護事業の経営者は、最初に訪問介護を始め、それが軌道に乗ると居宅介護支援事業を、そしてデイサービスを最近では有料老人ホームを手掛けています。
この間、7年かかっていますが一つの成功を足掛かりに人を育て一歩一歩、着実に進んでおられます。
一方、あれもこれも手を出している人は、いまだにあれもこれもしていて、前とぜんぜん変わっていません。
この様に介護事業も最初は小さく始めて、利用者を増やし社長の考え方に共感する従業員を育て、次の事業を展開してことが成功の王道だと思います。
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