下西巖氏黄綬褒章受章記念祝賀会に出席

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日、顧問先の会長下西巖氏の黄綬褒章受章記念祝賀会に出席してきました。

下西氏は磁石式搬送装置システムを発明考案し、その功績が認められ黄綬褒章を受章されました。

下西氏は仕事に対しては厳しい人ですが、性格は温厚でいつも私が会社に訪問するとニコニコしながら話をされます。

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下西巖氏の「略歴と功績の概要」を次に掲載し、黄綬褒章受章のお祝いとさせていただきます。

昭和9年奈良県生駒郡南生駒村小瀬の鍛冶屋の二男坊として生まれ、幼少のころから父親の傍らで鍛冶屋の真似事をしながら、いつかは父親の仕事をしたいとの思いを抱き幼少期をすごした。昭和27年4月、奈良工業高等学校卒業後、双葉金属工業株式会社に入社し、将来の独立の夢を胸に16年間営業担当として全国を駆け回る日々を送っていた。
そんな矢先、またまた出張移動先の車中で知り合った磁石屋の部長と意気投合し、まもなく結婚を機に結婚祝金と退職金70万円をすべてはたき昭和43年1月下西製作所を創業し、何の知識もない磁石の世界に飛び込むことになった。
当初は筆箱のとめ金用具を製造しシェアを拡大すると共に家具などに使うマグネットキャッチの製造販売を手掛け、その後、OA機器ブームの到来に目を向け複写機用特殊ヒンジを大量に生産し業績を伸ばさすことに成功した。
その後、コスト競争にさらされ業績は低迷し、海外移転を余儀なくされ、やむなく香港に子会社を設立し対応に奔走した。
その教訓から国内では「ニッチ」ビジネスを中心とした付加価値製品の開発に力を集中することを決意。その結果、平成8年に「磁石式搬送システム」の開発に成功し、特許を取得した。「磁石式搬送システム」の機構のユニーク性と高齢者や女性作業者の金属部材供給作業の負荷が大幅に軽減されたことが評価され平成21年4月に文部科学大臣賞を受賞した。
また、「磁石式搬送システム」により多大な社会貢献が認められ、平成26年4月に「黄綬褒章」を受章した。
一方、東大阪市製造業の発展のために東大阪商工会議所をはじめ各種団体の重要ポストを歴任し、東大阪市製造業の活性化に尽力した。
また、ボランティア活動として小中学生を中心に「磁石教室」を定期的に開催し、将来の若い技術者の育成にも情熱を持って活動を続けている。
お客様のどんなニーズにも前向きにチャレンジする社風が評価され、医療機器業界、産業機器業界、電気電子業界など幅広い各業界から評価されている。




松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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