介護報酬改定 訪問介護▲3%? 通所介護▲6%?

画像の説明
社会福祉戦略研究所は、平成27年度の各介護サービスの介護報酬改定率を次の通り予測しています。

2014年10月7日のブログに書かれていました。
http://ameblo.jp/fukushilabo
 
【社会福祉戦略研究所の平成27年度介護報酬改定予測】

介護老人福祉施設:-6.0%
地域密着型介護老人福祉施設:-5.0%
介護老人保健施設:-1.0%
介護療養型医療施設:-3.0%
認知症対応型共同生活介護:-4.0%
訪問介護:-3.0%
夜間対応型訪問介護:1.0%
訪問入浴:-1.0%
訪問看護:0.0%
訪問リハビリ:0.0%
通所介護:-6.0%
認知症対応型通所介護:-4.0%
通所リハビリ:-3.0%
短期入所生活介護:-3.0%
居宅介護支援:1.0%
福祉用具貸与:0.0%
小規模多機能型居宅介護:0.0%
特定施設入所者生活介護:-6.0%
地域密着型特定施設入所者生活介護:-2.0%
定期巡回・随時対応型訪問介護看護:3.0%
複合型サービス:3.0%
全サービス平均:-1.9%

プラス改定が

  1. 夜間対応型訪問介護:1.0%
  2. 居宅介護支援:1.0%
  3. 定期巡回・随時対応型訪問介護看護:3.0%
  4. 複合型サービス:3.0%

ゼロ査定が

  1. 訪問看護:0.0%
  2. 訪問リハビリ:0.0%
  3. 福祉用具貸与:0.0%
  4. 小規模多機能型居宅介護:0.0%

マイナス査定で大きいもの(主なもの)が

  1. 介護老人福祉施設(特養):-6.0%
  2. 認知症対応型共同生活介護(グループホーム):-4.0%
  3. 訪問介護:-3.0%
  4. 通所介護:-6.0%
  5. 特定施設入所者生活介護:-6.0%

社会福祉戦略研究所が、どの様な根拠で予測されたのかは分かりませんが、まんざら的外れの予測ではないと思います。

ある程度、理解できる改定率です。

小規模多機能型居宅介護、訪問看護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、複合型サービス、居宅介護支援などは、地域包括ケアシステムの中で、重要な位置を占めるサービスであり、ゼロ又はプラス査定になるのは理解できます。

また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護や複合型サービスは、小規模多機能型居宅介護より新しいサービスなので普及させるためにプラス査定になる可能性があることも理解できます。

▲6%は財務省から出てきた提案ですが、介護事業経営実態調査で収支差率10%を超えた認知症対応型共同生活介護、通所介護、特定施設入所者生活介護が▲4%~▲6%になるのも分かります。

このように、社会福祉戦略研究所が予測した数値は、実際にこれから発表される改定率と大きな差は生じないでしょう。

ただ、全サービス平均はマイナス1.9%と予測していますが、先日発表された改定率はマイナス2.27%なので、社会福祉戦略研究所が予測した各介護サービスの数値はさらに低くなると思われます。




松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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