総合事業の協議体とコーディネーターとは
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
総合事業という仕組みを読んでいくとき、どうしても理解できないものとして協議体とコーディネーターがあります。
まだ実態がありませんので、イメージがつきません。
しかし、これが総合事業の中心となります。
協議体とは何か
協議体とは、端的に言うと町内会をイメージすると分かり易いです。
市町村と町内会の方が中心になって、協議体という名の会を作ります。
町内会の一つの会議と、思っていただいたらいいです。
この会議で、その地域で高齢者の方がどういう状態になっていて、どういうサービスが今必要で、どういったサービスが今提供できているか。
この様にして、今の地域の状態を確認します。
今こういう高齢者の方がいるので、こういうサービスがいるのだけれど、こういうサービスがない。
そういったものをリストアップして、ないサービスをいつやるか順番をつけます。
すぐできるものと、3年後できるもの5年後できるものと優先順位をつけます。
そして、順番に取り組みます。
コーディネーターとは何か
その町内会を中心とした協議体の中で、そこの地域の顔役の方、いわゆる顔がきく方をコーディネーターになっていたたくようにお願いして、まとめ役をやっていただきます。
これが、コーディネーターです。
協議体は、今の町内会の発展型と思ったらいいです。
今やっているサービスのうち、出来ているものは、介護事業者からボランティアに移ります。
できるものから段階的に、介護事業者からボランティアに移します。
介護事業者の現行のサービスは、段階的に減少していきます。
(ご参考)「コーディネーター」及び「協議体」設置・運営に係るフロー(例)
出典:介護予防・日常生活支援総合事業ガイドライン案(概要)
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