総合事業は「共助」ではなく「互助」と理解すること

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

画像の説明

人間は高齢化に伴って、今まで出来ていたことが出来なくなります。

これが自然です。

自助

そのとき、まず高齢者の方は何をするかと言うと、自分で何とかしようとします。

例えば、掃除とか洗濯がつらくなってきたら、自分の貯金を使って家政婦さんにお願いするなど、何とか自分でやっていきます。

これが自助です。

互助

さらに、自分でしようとしても出来なくなると、家族の方の介護や身寄りのない方であればボランティアなどによる介護に頼ることになります。

これが互助です。

共助

介護は、そもそも家族の方がするものです。

ただ、家族の方がやると言っても、24時間365日続き終わりはありません。

精神的にも肉体的にも、大変な状態になります。

そこで、家族の方がリフレッシュし、自分の時間を持てることでレスパイトケアになります。

家族の方が自分の時間をもつ間、誰かが介護をしなければなりません。

ここで、共助という考え方が生まれました。

ここに位置するのが、介護保険です。

介護保険は、あくまでも家族の方がする介護の補完的な位置付けです。

総合事業は互助

今回の総合事業は、共助ではなく互助です。

家族の介護、ボランティアの介護と同じところに位置します。

今の介護事業所の介護保険の部分に位置していません。

総合事業を共助の見方で位置付けて考えていると理解できません。



松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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