小規模デイは加算の取得を考えずに、人件費の抑制による効率化を優先

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

小規模デイの10%報酬ダウンの対策として,認知症加算や中重度者ケア体制加算を取るのが難しいとなると、要支援を減らし、さらに重度者の割合を増やしていくか、稼働率を上げなければなりません。

もう一つは、コストを下げる方法です。

少数精鋭で生産性を上げる

今日のブログは、小規模デイの報酬ダウン対策として,人件費の抑制による効率化について解説します。

デイサービスに限らす、介護保険の事業は最低限の人員基準を満たさなければなりません。

デイサービスの多くは、この最低限の人員基準より多く配置しているのが現状です。

現場から忙しいので、人を採用して下さいという要望を聞き入れ、工夫すれば採用する必要がないのに職員が増えているとすると会社の経営は苦しくなります。

優秀な職員でしたら、一人分以上の働きをしてくれます。

優秀な職員には給料を上げ,優秀でない人には辞めてもらうことによって、少数精鋭で生産性を上げ給料を上げるのが理想的です。

少数精鋭にするときの注意点

職員の研修をしっかり行って、職員のレベルを向上させることによって、最低人員でも利用者が満足できるようにすることが大切です。

また、ムダな職員配置をしていないか調べて下さい。

職員一人ひとりのタイムテーブルを分析してみてください。

いつ何が忙しいかが分かります。

午前中はお風呂と食事の準備で忙しいです。

訪問介護などを併設していたら応援してもらうのも一つの方法です。

少数精鋭にするために、辞めてもらわなければならないことが出てきます。

このとき、やり方としていい方法は、退職者が出ても新規採用しないことです。

ただし、残った職員の理解が必要です。



松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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