訪問介護事業所の営業先の地域特性

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日のブログで、高齢者住宅のご利用者の地域特性について書きました。

今日は、大阪のある地域の特殊性から、訪問介護事業所の営業先が特殊な事例をご紹介します。

一般的に、訪問介護事業所の営業先として、一番に思い浮かべるのが居宅介護支援事業所です。

その他、地域包括支援センターや病院のソーシャルワーカーなどが考えられます。

私の顧問先で、大阪のある地域に訪問介護の事業所があります。

その事業所の社長さんは、マンションの管理人さんに営業に行くそうです。

最初に聞いたとき、なぜ管理人さんに営業に行くのか、分かりませんでしたが、社長さんの話を聞いて地域独特の営業先であると理解できました。

その地域は、生活保護を受けている人が多く、マンションにも多くの方が住んでおられます。

その方々を仕切っているのが、マンションの管理人です。

管理人のご機嫌をそこねたら、もうそのマンションには出入りできません。

訪問介護が必要な人の情報も管理人から入ってきます。

このように、訪問介護の営業先は一般的には居宅介護支援事業所ですが、大阪のある地域ではマンションの管理人も営業先であるという特徴があります。



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