訪問看護ステーションの将来
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
訪問看護ステーションは、全国で7,000~8,000ヶ所あると言われています。
厚生労働省は、訪問看護ステーションの数をこれからの高齢者の増加から推計して、10,000ヶ所必要としています。
2012年まで、訪問看護ステーションの数は、ずっと5,000ヶ所で増えませんでした。
医療法人が50%、社会福祉法人が25%、営利法人が10%程度でした。
医療法人は、その地域で社会的に必要とされているから、訪問看護は儲からないけど、やる必要性があるということでやっていました。
しかし、すべての医療法人が訪問看護をしたわけではありません。
全国で病院は9,500ヶ所ありますから、すべての病院が訪問看護ステーションを開設すれば、厚生労働省の目標である10,000ヶ所になります。
そうはなりませんでした。
2012年に法改正があり、介護保険の中で訪問看護が比較的脚光を浴び、看取りについても加算をつけることで、訪問看護ステーションを増やそうという動きに変わっていきました。
それから、訪問看護ステーションはどんどん増えていき、このままですと10,000ヶ所は3年後には超えそうです。
3年後どうなるか?
10,000ヶ所を達成したら、どうなるのでしょうか?
達成したら、ハシゴを外す。
早ければ、2018年にはハシゴを外されると思います。
3年後には、今回のデイサービスと同様に締め上げられるでしょう。
2018年には最悪のパターンを想定して、報酬がマイナス改定になることを見据え、次の手を打っておいた方がいいでしょう。
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