介護事業の経営は楽な時代から難しい時代になってきました。

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日のブログで介護業界は緩いと書きましたが、以前に比べたら楽ではなくなりました。

介護事業は、経営ができないとやれない時代になってきたのです。

今年4月時点でデイサービスの事業所の件数は、42,000件、訪問介護が36,000件、居宅介護支援事業所が40,000件です。

それぞれの件数は、コンビニ大手3社(ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート)の合計店舗数41,000と、ほぼ同じ数です。

コンビニと同じぐらいありますから、以前と比べて飽和状態になっています。

この様な状況で、介護事業に参入するのは、難しくなっています。

今後、高齢者が増えていく成長市場であるということがよく言われますが、かつての様な楽な事業ではなくなりました。

最近、ご相談にこられる方に、

  • 10年前は利用者の獲得は楽であったとか、
  • 最近、利用者の数が減って来たので別の事業を考えているとか、
  • もう疲れたので事業所を手放したいとか、
    そういうご相談が増えてきました。

これは、介護事業が今までの様に楽な業界でなくなったことを意味するのではないでしょうか?

これからは、介護に対する想いも大事ですが、それ以前に経営者として、しっかりした経営をしていかないとやっていけなくなると思います。

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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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