2015.11.20
カテゴリ:介護事業所の経営
ツクイの決算報告及び中長期計画から学ぶべきもの
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
株式会社ツクイの津久井社長が、2016年3月期第2四半期決算説明会を動画でアップされています。
【2016年3月期第2四半期決算説明会・中期経営計画説明会動画】
http://www.irwebcasting.com/20151104/4/2f17bccdd3/mov/main/index.html
この動画は、中小の介護事業者様にも参考になると思いご紹介します。
動画をご覧いただいて、ポイントになるのはデイサービスの
- 中重度者ケア体制加算
- 個別機能訓練加算
です。
ツクイは、この2つの加算を取っている割合が高く、今後も増えていくと思われます。
ツクイは、今、質を追求いています。
単純にお預りできますとか、単純に長時間お預りできますとかいう事業所とは完全に違います。
中重度者ケア体制加算
中重度者ケア体制加算は、今年の4月の介護報酬改定で新しくできた加算ですが、その算定要件は
- 看護職員又は介護職員の人数=指定基準で配置すべき人数+常勤換算方法で2名以上配置
- 要介護3以上の利用者が占める割合が30%以上
- 提供時間の最初から最後まで、専従の看護職員を1名を配置
です。
出典:平成27年3月3日全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議資料
ツクイは、この加算を全体の56.9%、6割近く取っています。
個別機能訓練加算
個別機能訓練加算の内容は、次の通りです。
【個別機能訓練加算の改正内容】
出典:平成27年度介護報酬改定関係資料(平成27年3月3日)
ツクイは、個別機能訓練加算(Ⅰ)(Ⅱ)のどちらかを取っている事業所の割合が全体の69%です。