介護事業所の売り手の理由と希望

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護事業所(主に訪問介護とデイサービス)の売り手と買い手の仲介をしています。

今年も10件近くの売却の依頼があり、2~3件の成約になっています。

売却の理由

売り手の方のご相談を受けていると、介護事業所をなぜ売りたいかと質問すると、次の様な回答を得ました。

  1. 売上が減少傾向で回復の見込みがない。
  2. 資金繰りに窮している。
  3. 離職率が高く人材確保が困難である。
  4. 従業員の不満が多く対応が難しい。
  5. 介護報酬の改正のたびに振り回される。
  6. 実地指導で指摘され取消になる危険性がある。
  7. 書類整理に追われて従業員の残業が多い。
  8. 介護事業所が増えて競争が厳しくなってきた。
  9. 他の事業所と比べて売りになるものがない。
    など、介護事業所を売却したいと思う動機は様々です。

売り手の希望

上の様に売り手側の売却の理由は、うまくいかなくなったのことによります。

うまくいかなくなったので売却したいという売り手の理由はありますが、無条件で売却する人はいません。

次の図の通り、売り手の希望はあります。

売り手の希望通りになるかどうかは、

  1. 会社の財産の内容
  2. 毎期の利益金額
  3. 介護職員の能力
    などによって変わります。

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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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