人材の定着率を向上させる施策①~企業内のコミュニケーションを深める~

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

昨日のブログで、人材確保も大事だが長期的には職場を魅力的なものして、定着率を高めることがより大事であることを説明しました。

それでは定着率を高める方法として、どの様な方法があるのでしょうか?

日本政策金融公庫では、次のアンケート調査の結果を発表しています。

画像の説明
出典:日本政策金融公庫総合研究所「訪問・通所介護事業者の経営実態」

上の図から介護職員・登録ヘルパーの定着率を見ると

  1. 職員の要望や悩みを定期的に聞く機会を設けているところが一番定着率が高い。
  2. 職員の親睦を深める機会を定期的に設けているところが一番定着率が高い。
    という調査結果になっています。

公益財団法人介護労働安定センターの介護労働実態調査によると、退職理由として「職場の人間関係に問題があったため」がトップになっています。

事業所内のコミュニケーションを深めることが、定着率を高めることになります。

言うまでもありませんが、定着率が高まると人材不足が改善され、介護の質を維持できます。

まだ実行されていなければ、調査結果で示されていた

  1. 面談やアンケートなどにより、介護職員や登録ヘルパーの要望や悩み事を聞くようにする。
  2. 社員旅行
  3. 飲み会
  4. サークル活動
    などを検討されてみてはいかがでしょうか?

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