N・フィールド 訪問看護ステーションを全国展開
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
N・フィールドは、2016年度に訪問看護の営業拠点を沖縄県を除く48都道府県に新たに60ヶ所設けると発表しました。
日本経済新聞の近畿版に記事が載っていました。
N・フィールドは、関西を中心に訪問看護ステーションを約100ヶ所展開していますが、精神疾患患者向けサービスを行っています。
訪問看護ステーションは、事業所の数が急激に増えています。
私の事務所でも開業相談の3分の1が訪問看護の開業相談です。
また、顧問先でも訪問看護ステーションを併設する動きがあります。
この様に訪問看護ステーションが増えていますが、やはり差別化できないと生き残るは難しくなってくるでしょう。
N・フィールドは、精神に特化して差別化を計り、その成功モデルを全国展開しようとしているのだと思います。
ビジネスとして、成功する典型的なやり方は、一つの誰もやったことのない隙間の分野でまず成功し、それを全国展開することによって、一気に規模を拡大する方法です。
介護事業では結構、このやり方で大きくしているところがあります。
お泊まりデイは、その典型的な事例でしょうが、あまり目立ち過ぎると叩かれてしまうので注意が必要です。
N・フィールドの決算短信
株式会社N・フィールドのホームページ(http://www.nfield.co.jp/)から決算短信の一部を、次に載せました。
これを見ると勢いに乗っているという印象です。
売上は、前年比143.9%増、自己資本比率68.8%です。