2016.03.12
カテゴリ:介護事業所の経営
介護事業者も自由競争の世界に生きている
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
先日の日本経済新聞に、ソニーグループが初めて介護付き有料老人ホームに進出するという記事が掲載されていました。
この様に異業種から介護業界に参入してくる企業が増えていますが、小規模の介護事業者にとって気になるのは、記事の中に書かれていた次の一文です。
「小規模事業者が乱立する介護サービスは、大企業に参入余地大きい成長市場と映る。知名度と資本力を生かし、参入する大企業が相次ぐ。」
資金力がありブランド力がある大企業が、介護事業に参入してくると人材不足で資金力のない小規模の介護事業所は、賃金を引き上げられず介護職員が移っていく状況が生まれます。
介護事業者といえども、自由競争の世界に生きている以上、資本力のあるところが強いということを認識しなければなりません。