キャリア段位制度の実施体制

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護事業所・施設の中では、評価者(アセッサー)が介護職員を評価します。

アセッサーは、シルバーサービス振興会が行うアセッサー講習を受講しなければなりません。

アセッサーは、次の3つの方法を使って介護職員を評価します。

  1. 現認(目視)
  2. 記録確認
  3. ヒアリング

その評価が終了すると、シルバーサービス振興会にレベル認定申請し、その審査が終わるとレベル認定されます。

事業所内で内部評価するので、評価が甘くなるのではないかという疑問があります。

厚生労働省のキャリア段位の検討会でも問題視されていますが、折角レベル認定されたのに外部から取消される可能性があるとキャリア段位制度が普及しないとして、今は外部評価機関の設置は延期されています。

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出典:厚生労働省「介護キャリア段位制度の概要」

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