デイサービスの黒字施設と赤字施設の違いは利用率の差

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

黒字施設と赤字施設の決定的な違いは、利用率にあります。

利用者1人1日当たりサービス活動収益(売上)には、ほとんど差はありません(黒字施設9,428円、赤字施設9,334円)が、利用率が黒字施設で70.9%と赤字施設62.7%に比べ大きく上回っています。

【平成26年度老人デイサービスセンターの状況 黒字・赤字転化施設別(平均)】
画像の説明
出典:独立行政法人福祉医療機構「平成26年度老人デイサービスセンターの経営状況について」(4月22日)

人員基準があるので売上が減っても、人員を簡単に削減することができません。

そのため人件費率が赤字施設で高い傾向にある(黒字施設59.4%、赤字施設77.0%)のは当然です。

デイサービスで利益を出すための王道は、規模拡大と利用率のアップにつきると思います。




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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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