2016.06.02
カテゴリ:介護事業所の経営
実地指導開始後に確認される書類~人員に関するもの~
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
実地指導が開始されると人員に関する書類として、次のことが確認んされます。
タイムカードや出勤簿は絶対必要です。
特に管理者のタイムカードや出勤簿がないケースが多いです。
実地指導では必ず勤務状態、すなわち何時に出勤し何時に退社したか、何曜日に出勤しているかなどがタイムカード若しくは出勤簿で確認されます。
ところが、管理者は会社の役員がなっているケースですとタイムカードを押したことがないということが多いです。
タイムカードは給料計算に使うというイメージが強いので、管理者が社長さんの場合は、いくら残業しても残業手当がつかないということでタイムカードを押していないのです。
しかし、管理者は人員基準で常勤専従で勤務しなけらばならないので実地指導で確認されます。
確認の方法はタイムカードや出勤簿です。
社長であろうが理事長であろうが人員基準に入っている場合は、必ずタイムカードや出勤簿がないといけません。
ない場合は、勤務していることが確認できないということで管理者不在となります。
人員基準違反です。
「私は社長なんだから、一日24時間一年365日休みはない。俺はいつも勤務している。」という主張してもダメです。
タイムカードや出勤簿で確認ができないとダメです。