いろいろ出来る値引きの形

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

保険請求額や利用者負担額を値引いて、介護サービスを提供することができます。

例えば、100単位を5%値引くと保険請求額及び利用者負担額は、次の様に決定されます。

  1. 保険請求額:(100単位×0.95)×10円/単位×0.9=855円
  2. 利用者負担額:(100単位×0.95)×10円/単位-855=95円

この値引きを経営に活用することができます。

画像の説明

  1. 事業所ごとに活用
    A事業所は順調だけど、新しいB事業所は稼働率が悪いので値引きをする。
  2. サービスごとに活用
    訪問介護は順調だけど、併設のデイサービスが伸び悩んでいるので、デイサービスだけ値引きをする。
  3. 時間帯別に活用
    訪問介護は朝と夕方が好調だけど、昼間が伸び悩んでいるので、昼間だけ昼間割引をする。

なお、上記1~3を組み合わせることも可能です。

その他注意点

前月15日までに届け出た場合、翌月1日から値引きをすることができます。

値引きを止める場合は、速やかに届出なければなりません。

例えば、毎年4月の開業記念の月だけ値引きをするなど、期間限定の値引きも可能です。

ただし、値引きは、何パーセント引きという百分率だけが可能で、例えば500円引きのように金額での値引きはできません。

また、自己負担分だけの値引きもできません。

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松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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