総合事業のサービスAに大手有名企業が進出する可能性あり
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
サービスAはボランティア中心ですることになるので、いかにボランティアを集められるかが勝負であることについては、先日のブログでも書きました。
大手の有名な会社であれば、容易にボランティアを集めることは可能でしょう。
例えば、パナソニックがサービスAを提供するのであれば、資金力や知名度から他の介護事業者では太刀打ちできません。
ボランティアさんも同じ働くのなら、信用もあり有名な会社で働きたいと思うはずです。
もし、大手の有名は会社がボランティアさんを大量に集め、サービスAを始めたら根こそぎ、その地域の利用者を獲得し囲い込んでしまいます。
そうなれば、将来の介護保険の利用者はその大手の系列の介護事業所を利用することになります。
さらにボランティアさんは元気な高齢者が中心ですが、将来元気ではなくなり担い手からサービスの提供を受ける側になっていきます。
そうなると、さらに囲い込みされるということになります。
大阪市は来年4月から総合事業がスタートしますが、どの様な大手の有名な会社が総合事業のサービスAをするか非常に注目しています。
将来の介護保険の行方を左右するのではないでしょうか?
もし大手がサービスAに進出し大規模に展開し、総合事業の受け皿ができたという検証がなされたら、要介護1、2のサービスがどんどん総合事業に移っていきます。
そうなると介護事業所様は、今の介護保険の事業では難しくなっていきます。