デイサービスの最終的な形態
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
介護予防・日常生活支援総合事業(以下「総合事業」)のサービスA(緩和した基準によるサービス)が、これから大事になってくるということは、過去のブログで書きました。
いま介護保険制度の改正の論議がなされており、方向性が決まりつつありますが、デイサービスの将来がどうなるかは関心のある所です。
今すぐでないにしても、デイサービスの究極的な形は機能訓練中心になり、日中過ごしてもらうといつのは、すべて総合事業のサービスA、すなわち有償ボランティアの方が中心となったミニデイサービスです。
要介護1,2の方についても、デイサービスは機能訓練を中心になり当然、近い将来はこの日中のお預かりという部分はサービスAに移されるでしょう。
デイサービスがやるのは機能訓練だけになる
したがって、7時間以上9時間未満とか、5時間以上7時間未満というと長時間型のサービスはなくなってくると予想されます。
そうなると、例えば午前中はデイサービスで機能訓練を3時間利用し、その後近くのミニデイサービスに移って、ミニデイサービスの中でレクレーションを楽しんで一日を過ごす。
こういう形になっていくのではないでしょうか?
そう考えていくと、これからのデイサービスの形としては、例えばこういう形態もありえるかなと思います。
デイサービス+総合事業+障害福祉の複合サービス
一階がデイサービスで機能訓練、二階が総合事業のミニデイサービスで、午前中一階のデイサービスに行って機能訓練を3時間やり、午後からその上に行ってミニデイサービスを利用する。
こういう併設型もありだと思います。
午前中のデイサービスは介護保険、午後のミニデイサービスは総合事業のサービスAを利用するということが出てくるでしょう。
さらに3階に放課後等デイサービスを併設し、障害福祉もていきょうするというのも考えられます。