2つの介護保険外サービスの階層
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
保険外サービスは、2つの階層があります。
中心に1割負担で利用できる保険サービスというコアがあります。
その外側、第一の領域、横出しサービスと言われる部分でもあります。
横出しとは、介護保険は使えないが、そこの地域で必要だということで、市町村が独自に提供してようなサービスです。
例えば、横浜は山や坂が多いですが、高齢者にとって山、坂が多いと大変です。
横浜市は、独自に買い物代行サービスを提供していたりしますが、介護保険は使えません。
横浜市が一部補助して、事業所を公募で募って車でご自宅の前まで行くか、それとも買い物をリストアップして一緒に買ってきてくれます。
地域の特性に応じて、介護保険以外のサービスを市町村ベースで提供しているようなものがあります。
これが第一の領域、横出しと言われる部分です。
ただ第一の領域、横だ 出しの部分は、あまり収益を取れません。
ボランティアに近いかもしれません。
だから事業というよりは、今の介護保険サービスのプラスアルファーという考え方が正しいと思います。
今の多くの事業所がやっている高齢者の掃除など生活支援サービスは、どちらかというと第一の領域、横出しに近いです。
それに対して第二の領域、ここはいわゆるシニアビジネス、シルバー産業近いです。
介護保険には、ほとんど関係がなく、高齢者である利用者のニーズこたえられるか。
第二の領域は完全な自由市場ですからニーズの高いサービスを見つければ当然使ってもらえる様になります。
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