2017.01.15
カテゴリ:介護事業所の経営
要介護認定の2次判定が省略されるとどうなるか?
こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。
要介護認定を受けると、次の更新は2年後です。
2年更新ですが、これを3年更新にしてはどうかという案が出てきました。
そしてもう一つ、状態が変わらない安定した方については、2次判定を省略してはどうかという案もあります。
要介護認定審査というのは、先まず一次審査があります。
一次審査はコンピューター審査です。
チェックシートを全部記載してコンピューターに入力すると、自動的に要介護の判定をするものです。
コンピューターは人間でないので、修正が必要です。
そこで2次判定して、認定委員がコンピューターの判定をベースに誤差修正をします。
この1次と2次で、要介護認定がされる。
状態が変わらない方は、認定委員の判定を省略し簡素化したり3年更新にするとどうなるでしょうか?
例えば、介護3の方を2に改善した市町村に補助金を出すというインセンティブの導入が検討されていますが、2次審査がなくなるとコンピューター審査だけになり、プログラムを修正するだけで要介護認定が変えられることになります。
制度的には怪しくなってきます。
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