年代別の積極的にお金を使いたい分野~医療・健康関連~

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

経済産業省は、「生涯現役社会実現に向けた環境整備に関する検討会」において、「年代別の積極的にお金を使いたい分野」のアンケートの調査結果を公表しています。

画像の説明
出典:経済産業省「生涯現役社会実現に向けた環境整備に関する検討会」

各年代に共通して比較的多い「積極的にお金を使いたい分野」は

  1. 食料品関連
  2. 衣類、ファッション
  3. 国内旅行
  4. 趣味・レクリエーション関連
  5. 医療・健康関連
  6. 預金・貯金にまわす金額
    です。

各年代別に比較すると、

  1. 食料品関連は、高齢化するほど増える傾向にあります。
  2. 衣類、ファッションは、逆に減っています。
  3. 国内旅行は60代が多いですが、70代になると減っていきます。
  4. 趣味・レクリエーション関連や預金・貯金にまわす金額は減少していっています。
  5. 医療・健康関連は、年代とともに増加しています。

高齢者になるほど健康というものに対する価値観が上がってきて、健康を維持するためのお金を使うようになります。

7日のブログで、健康維持が介護保険外サービスの高付加価値の領域でると書きましたが、経済産業省の上のアンケート調査結果からも言えます。

自分が望む必要なことには、お金を使うということです。

保険外サービスを考えるときは、その方にとって必要なサービスをどう提供していくかを考えることで、10割負担は壁になりません。




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