高齢者は健康維持のために使うお金をお持ちです。

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

70代は他の世代に比べ、医療・健康関連に一番お金を使いたいと考えていますが、預金や貯金にまわす金額は一番少ないということが下のグラフから分かります。

すなわち、70代の高齢者は預金や貯金にお金を回すより、医療や健康関連にお金を回したいと考えているのです。

【年代別の積極的にお金を使いたい分野】
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出典:経済産業省「生涯現役社会実現に向けた環境整備に関する検討会」

ところで高齢者はお金を医療や健康関連に回したいと考えているとしても、実際に高齢者はお金を持っているのでしょうか?

下のアンケート調査結果によると、65才以上の貯蓄資産額はゼロの世帯もありますが、結構資産をお持ちです。

つまり、医療や健康維持のために使えるお金をお持ちであることが分かります。

【65歳以上の世帯の世帯類型別貯蓄資産額の分布】
画像の説明
出典:経済産業省「生涯現役社会実現に向けた環境整備に関する検討会」

介護事業者が介護保険外のサービスを提供する対象として、高齢者で貯蓄のある方は健康維持のためにお金を使われると思われますので、高付加価値のサービスを提供が可能となります。




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