そもそも、高齢者は何を求めているのか?

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

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出典:経済産業省「生涯現役社会実現のための検討材料(平成27年12月18日)」

介護事業者が介護保険外サービスを考えるときに、高齢者は何を求めているかということを検討しなければなりません。

なぜなら、介護事業者が介護保険外サービスを提供するならば、高齢者の求めている介護保険外サービスは何かを知り、そのサービスを提供しなければ高齢者から依頼を受けることがないからです。

特に高齢者で会社勤めをしていた方は、会社人間で家庭を顧みないと言われ、仕事一途で65歳になって定年退職し、退職金をもらいセカンドライフを謳歌したいという希望を持っている人が典型例です。

そういった方々は、退職するとまず自分がやりたいこと、例えば遊ぶとか学ぶということに発想がいきます。

だんだんやりたいことがなくなっていくと、コミュニケーションに移っていきます。

最終的には自分を忘れ去られたくないとか、自分はまだ元気だということを認めてもらいたいと思う様になります。

そのためボランティア活動をしたりします。

また、

  1. 健康でありたい、
  2. 気負わずいたい、
  3. 尊重されたい、
  4. 社会の中にいたい
    とう希望を持っています。

介護事業者は、この様な高齢者の心理を理解して、新たな介護保険外サービスを見つけ出す努力が必要です。




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