看多機の事業所数は伸びていない

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こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

下図の左側のグラフをご覧いただきますと、看多機の事業所数は318事業所です。

また、右側のグラフは、看多機を行っている事業者がある保険者の割合で、保険者数全体の11.3%の保険者の中で看多機が行われている状況です。

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出典:第138回社会保障審議会介護給付費分科会資料

看護小規模多機能型居宅介護(看多機)は、創設されてから4年になりますが全国で318事業所しかなく、かなり少ないという印象です。

また、看多機がある保険者(市町村)の割合は11%であり、ほとんどの保険者で看多機がありません。

以上のデータを見ると、

  1. そもそも看多機のニーズがあるのかどうか?
  2. 看多機のニーズはあるが活用されていないのか?

この点が明らかになっていませんが、厚生労働省は更なる普及が課題であるとして、サービス供給量を増やす観点や機能強化・効率化を図る観点から、人員基準や利用定員の在り方を介護報酬改定の論点としています。



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