訪問介護の開業の手引きNO.8~訪問介護開業のメリット~【音声動画+テキスト】

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

動画


訪問介護事業を開業される方のために、訪問介護事業のメリットについてご説明したいと思います。

次の1〜7のメリットが考えられますが、一つ一つを説明していきたいと思います。

小資本で開業できる

まず1つ目が、小資本で開業できるということです。

デイサービスの場合には、おそらく1500万〜2500万円ぐらいがかかるでしょうが、訪問介護の場合は5〜600万で開業できるということで、小資本で開業できるメリットがあります。

他の業種、例えば飲食業であるとかコンビニとか色々開業する場合に、5〜600万で開業できるということはないというふうに思います。

そういう意味では訪問介護は格安で開業できるということで、参入しやすい介護サービスであるというふうに言えます。

事業所の立地が表通りでなくていい

2つ目のメリットが、事業所の立地が表通りでなくていいということです。

小売業とか飲食業では、来客するために立地は重要になってきます。

ところが訪問介護の場合には、ご利用者のご自宅へ訪問するということですのでご利用者が事業所に来られることはありません。

そのために立地を考えなくてもいいということがあります。

ただし人材確保の点で、通勤が便利のいいところというような考え方が今では重要になってきています。

定員がないので利用者はいくらでも獲得できる

続いて3つ目のメリットですが、定員がないので利用者はいくらでも獲得できるということがいえます。

デイサービスであれば定員18人とか22〜30人と、こういうように定員を決められています。

それ以上になると減算の対象になりますけれども、訪問介護の場合は無制限です。

従っていくらでも利用者を集めることができます。

実際には無制限というのはありえないわけですけれども、デイサービスと違って介護保険上、上限が設けられていないという、これは大きなメリットがあると思います。

設備投資がかからない

さらに4つ目のメリットですが、デイサービスなどと違って訪問介護は設備投資がいりません。

そのためにそれを回収する必要がありません。

せいぜい机とか椅子とかFAXとか電卓とか書庫とかパソコンといったような備品関係で、4〜50万円で済むということで、非常に少額の設備投資で済むということで、利益が大きく見込めるというメリットがあります。

リピーターとして売上が見込める

さらに5番目ですけれども、これは訪問介護に限ったことではありませんが、ご利用者と利用契約を締結すると毎月利用していただけるという意味では、リピーターとして売上が見込めるということで、非常に安定した経営ができるというメリットがあります。

売上の回収は確実である

さらに6番目ですけれども、2ヶ月後に回収されるとはいえ請求先が国保連ですので、不正な請求をしない限りは100%回収ができるということになります。

在庫がいらない

さらに7番目ですけれども、物を仕入れて売るというような業種ではありません。

したがって在庫を購入するための資金がいらない。

例えば、野菜とか果物を売っている八百屋さんとか果物屋さん、それから魚を売っている魚屋さんといったような業種は、商品を仕入れないといけません。

それが売れ残った場合には、廃棄しないといけない。

あるいは値引きしないといけないというようなことで、お金をドブに捨てるような状況になります。

ところが介護事業は、物を仕入れて売る業種ではありませんので、在庫を購入するための費用はかからない、こういったメリットがあります。
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