「ご縁を大切に」とする姿勢に感銘

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

士業にはそれぞれ専属的な業務がある

士業(弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士、行政書士など)は、それぞれ専属的な業務があり他の士業が、業務を請け負ってはいけないことになっています。

たとえば、介護事業を始めるため会社設立や指定申請が必要ですが士業に依頼する場合、会社の登記申請は司法書士の専属的な業務であり、指定申請業務は社会保険労務士の業務です。

「ご縁を大切に」する前川先生との出会い

そこで、私は介護事業を開業する方のために、出来るだけ報酬を安価で請け負っていただける司法書士の先生をインターネットで探しました。

1年半前のことだったと思います。

ほとんど司法書士の先生が断られる中、前川先生だけが「ご縁を大切に」ということで受けていただくことになりました。

そのとき、前川先生は「会社の登記申請の報酬は安価にしますが、それ以外の登記申請の業務をご依頼していただくことは可能ですか?」と言われました。

しかし、私はそのとき初めて前川先生にお会いしたばかりでしたから実力も分かりませんし、安易に約束して期待を裏切るようなことがあってはならないと思い、キッパリと「申し訳ありませんが、会社設立登記申請以外お願いする登記申請はありません。」と言いました。

それにもかかわらず、「ご縁を大切に」という姿勢でお受けいただくことになりました。

私は、この「ご縁を大切に」という言葉の中には目先の利益にとらわれず、長期的な信頼関係を築くことによってお互いに成長してきましょうという意味が含まれていると思います。

私は心の中では、前川先生との信頼関係ができたら、会社の設立登記以外も依頼しようと思っていました。

そして、今では前川先生との信頼関係もでき、相続登記や会社の組織変更の登記なども依頼するようになりました。


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