介護事業の複合事業化~多角経営~

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

デイサービスだけとか訪問介護だけというように、一つのサービスだけにこだわりを持つことはリスクがあります。

できるだけ複数の介護保険サービスの許認可をとってサービスを提供することが、経営の安定に必要です。

複合事業化が必要な理由

なぜなら、今回の様なデイサービスの介護保険制度の大きな改正は、経営に大きな打撃を与えることになります。

訪問介護もやっていると支えることができます。

このように、経営リスクの分散から複数の事業をすることに意味があります。

また、介護報酬は、これから下がることはあっても、上がることはないと思っている方がいいです。

一つの事業所だけでは利益は少なく、スタッフの処遇改善や教育研修をするのは難しです。

いくつかの事業所を経営していると、少ない利益を合わせれば、それなりの利益になります。

組み合わせによる効果

いくつかの介護事業を多角経営する場合として、下図の組合せが考えかれます。

複合事業化

訪問介護と訪問看護の組み合わせや、通所介護と訪問看護の組み合わせは、これから求められる複合事業なります。

なぜなら、重度者が在宅で過ごすようになると、在宅での医療行為のため訪問看護が必要になるからです。

また、例えば10時から5時まではデイサービスでお預かりし、その後ご自宅に戻られてから訪問看護で対応することにより、24時間サービス体制が整います。

通所介護から認知症がすすむと認知症対応通所介護へ、さらに認知症がすすむとグループホームへと流れができます。

これによって、トータルな認知症の対応ができるようになります。

このように複数事業を手がける場合は、組み合わせるによる効果を考慮することが大事です。



松本昌晴税理士事務所
大阪の税理士
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