大阪府の「介護職員処遇改善加算取得促進支援事業」について

こんにちは。大阪の介護専門税理士の松本昌晴です。

介護職員処遇改善加算(Ⅰ)の取得(届出)が困難な理由として、次が挙げらえています。

  1. 介護職員の昇給の仕組みを設けることにより、職種間・事業所間の賃金のバランスがとれなくなることが懸念されるため 38.1%
  2. 昇給の仕組みを設けるための事務作業が煩雑であるため 33.5%
  3. 昇給の仕組みをどのようにして定めたらよいかわからないため  24.3%
  4. 介護職員の昇給の仕組みを設けることにより、賃金管理を行うことが今後難しくなるため 19.1%
  5. 介護職員の昇給の仕組みについて、法人内又は施設・事業所内で合意形成することが難しいため 9.7%

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出典:平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果

介護職員処遇改善加算取得促進支援事業

上記の理由で、介護職員処遇改善加算(Ⅰ)を取得しないとしていますが、(Ⅰ)以外の加算についても、ほぼ同じ理由で取得しないと思われます。

この理由の中で、「事務作業が煩雑」であるとか、「昇給の仕組みをどのようにして定めたらよいかわからない」や「賃金管理を行うことが今後難しくなる」などについて、社会保険労務士が支援することによって解消し、新規に加算を取得したり上位の加算を取得することができるようにする補助事業(「介護職員処遇改善加算取得促進支援事業」)があります。

具体的には、各事業所がキャリアパス要件を設定するにあたり、社会保険労務士へ就業規則等の作成に関する相談を実施した際に生じる経費に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものです。

大阪府は大阪府社会保険労務士会と業務委託契約を行い、事業者からのキャリアパス要件(新加算等)の問い合わせに対応するコールセンターを同社労士会内に設置しました。

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出典:大阪府の「介護職員処遇改善加算取得促進支援事業について」

大阪府・大阪市・堺市で「介護職員処遇改善加算取得促進支援事業」が行われています。

堺市
http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/fukushikaigo/jigyo/jigyosha/syoguukaizennnshiennzigyou.html

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