通所介護

時間区分の見直し

現行4月から
所要時間3時間以上4時間未満所要時間3時間以上5時間未満
所要時間4時間以上6時間未満所要時間5時間以上7時間未満
所要時間6時間以上8時間未満所要時間7時間以上9時間未満

12時間までの延長加算 11時間以上12時間未満 → 150単位/日
7時間以上9時間未満を行った前後に引き続き日常生活上の世話を行った場合、1時間につき50単位算定。9時間以上10時間未満50単位、10時間以上11時間未満100単位、11時間以上12時間未満150単位。
個別機能訓練加算(Ⅱ)(新規) → 50単位/日
利用者ごとの心身の状況を重視した個別機能訓練計画の作成と理学療法士等が利用者の心身の状況に応じた機能訓練
現行の個別機能訓練加算(Ⅰ)は基本報酬に包括化、現行の個別機能訓練加算(Ⅱ)は個別機能訓練加算(Ⅰ)に名称を変更。

個別機能訓練加算(Ⅰ)個別機能訓練加算(Ⅱ)
人員配置サービス提供時間を通して、常勤専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師を一名以上同左。但し、常勤の求め無し。
個別機能訓練計画の作成機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員その他の職種の者が共同して、利用者ごとに個別機能訓練計画を作成機能訓練指導員、看護職員、介護職員、生活相談員その他の職種の者が共同して、利用者ごとの心身の状況を重視して個別機能訓練計画を作成
機能訓練利用者の生活意欲が増進されるよう利用者を援助し、心身の状況に応じた機能訓練計画に基づき、計画的に機能訓練を行う計画に基づき、利用者の生活機能向上を目的とする機能訓練の項目を準備し、理学療法士等が、利用者の心身の状況に応じた機能訓練を適切に行う
主な違い利用者ごとに個別機能訓練計画利用者の生活機能向上に資するよう利用者ごとの心身の状況を重視した個別機能訓練計画

配置基準の常勤換算制の導入

  1. 生活相談員及び介護職員等について、通所介護の単位ごとに提供時間帯を通じた人員配置から、サービス提供時間数に応じた人員配置に見直す。
  2. ただし、介護職員は提供時間帯を通じて1以上配置しなければならないこと。
  3. 手厚いケアが必要な時間帯に職員数を集中させることが可能。
  4. 小規模デイでは恩恵が薄い。
    小規模デイ試算 6-8時間と新時間区分の比較
    6-8時間個別機能訓練加算(Ⅰ)小計(A)5-7時間(B)差B-A(C)比較B/A
    要介護179027817700▲117▲14.3%
    要介護292227949825▲124▲13.0%
    要介護31055271082950▲132▲12.1%
    要介護411872712141074▲140▲11.5%
    要介護513202713471199▲148▲10.9%
6-8時間個別機能訓練加算(Ⅰ)小計(A)7-9時間(B)差B-A(C)比較B/A
要介護179027817809▲8▲1.0%
要介護2922279499510.2%
要介護310552710821100181.6%
要介護411872712141248342.8%
要介護513202713471395483.5%

小規模デイ試算(3-4時間と3-5時間 2単位型)

3-4時間個別機能訓練加算(Ⅰ)小計(A)3-5時間(B)差B-A(C)比較B/A
要介護143727464461▲3▲0.6%
要介護250427531529▲2▲0.4%
要介護357027597596▲1▲0.2%
要介護4636276636630
要介護5702277297290

要介護2での新時間区分シミュレーション

3-5時間3-5時間5-7時間5-7時間7-9時間7-9時間
提供時間3.5時間×23.5時間×25.5時間5.5時間7.5時間7.5時間
小規模529単位825単位951単位
通常規模457単位708単位811単位
利用定員10人×2単位30人×2単位10人30人10人30人
稼働日数25日25日25日25日25日25日
地域区分101010101010
収入(A)2,645,500円6,855,000円2,062,500円5,310,000円2,377,500円6,082,500円
時間単価15,11739,17115,00038,61812,68032,440
収入(A)×稼働率80%(B)2,116,400円5,484,000円1,650,000円4,248,000円1,902,000円4,866,000円
人員2.3人5.5人2.3人5.5人2.3人5.5人
時給1,500円1,500円1,500円1,500円1,500円1,500円
勤務時間×日数8時間×25日8時間×25日7時間×25日7時間×25日8.5時間×25日8.5時間×25日
人件費690,000円1,650,000円603,750円1,443,750円733,125円1,753,125円
経費率(B)×50%1,058,200円2,742,000円825,000円2,124,000円951,000円2,433,000円
差し引き利益368,200円1,092,000円221,250円680,250円217,875円679,875円
利益率17.3%19.9%13.4%16%11.4%13.9%

5-7と7-9の混在

  1. 同時開始&終了は求められていない。
  2. 5-7と7-9をひとつのサービス単位として一体提供可能
    → 利用者のニーズに合わせた柔軟な対応(2.23担当課長介護 振興課資料より抜粋
  3. ローカルルールへの対策急務 → 主張すること



                         次は通所リハビリテーションへ

a:3349 t:1 y:0