2012.05.14
カテゴリ:介護事業所の開業支援
介護事業を開業するための自己資金
こんにちは。松本昌晴です。
開業相談を多く受けていますと、ビックリするようなご相談があります。
ご相談に来られてお話しをお聞きしているうちに、自己資金ゼロであることが分かりました。
全額を金融機関から資金調達し、その融資を受けるために事業計画を作成したいので、作成方法を教えてほしいというご相談でした。
自己資金がゼロでも事業を軌道に乗せられる方がおられますが、それは少数です。
私がお会いした経営者の中でも、自己資金300万円で内装工事が1400万円かかるデイサービスを開業し、成功された方がおられました。
資金調達をどうされたか興味があったのでお聞きしたら、奇跡的に金融機関等から借入れができたということでした。
運が良かったとしか言えません。
一般的には参考になりません。
自己資金をお持ちであるということは、事業計画の準備を裏付けるものとして評価できますから、金融機関に融資を申し込む場合にも有利です。
自己資金ゼロということは、事業に向けた準備をしてこなかったと判断されかねません。
当然、融資は自己資金のある人と比べて厳しいものになります。
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