職員の給料は期待度でなく実績で
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
会計事務所を開業して間もないころ、職員の給料は何らかの基準に基づいて決めていたわけではなく、私の一存でその都度決めていました。
今から考えたら大雑把な経営でした。
職員を採用するとき、どうしても期待しますので給料を高めに設定しがちです。
採用した職員に「期待を含めて通常より高い給料を支払うので頑張ってください。」と言うと必ず「はい分かりました。頑張ります。」と答えます。
しかし、期待が大き過ぎると、裏切りられたという感情が出てきます。
本人は、裏切るつもりはなかったでしょが、時間が経つにつれて最初に高い給料をもらっていても、それが当たり前になってしまい最初の気持ちを忘れてしまいます。
私は、この失敗を経験をして、期待度からではなく実績に基づいて、給料を決めるようにしました。
具体的には、顧問先を難易度や移動時間の長短などによって5段階に分けて評価し、それぞれ給料に反映するように設定しました。
担当する顧問先が増えれば増えるほど、また難易度の高い顧問先を担当すればするほど、給料が増えるようになっています。
また、新規の顧問先が増えた場合、職員は担当を希望することができます。
色々な失敗を重ね、自分なりの人事評価制度を作りました。完璧ではないですが過去の教訓を活かしています。
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