「病院から施設へ」進まず 高齢者の介護入院最長に

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

日本経済新聞2012.12.3朝刊のトップページに¨「病院から施設へ」進まず 高齢者の介護入院最長に¨の記事が掲載されていました。

トップに掲載されたことが、この記事がいかに重要であるかを物語っています。

ご存知の通り、我が国の財政状態は厳しく医療費の負担を少しでも減らす対策がとられいます。その一つが「病院から施設へ」「施設から在宅へ」です。

厚生労働省によると、介護療養病床から老人ホームへの転換で老人一人当たりの医療費は月額40万円前後から30万円に、100床当たりの医師の配置は3人から1人に、それぞれ減らせます。

ところが「病院から施設へ」の転換が、記事によると進んでいないようです。それどころか、介護が目的の高齢者の入院日数が2011年に過去最高の平均311日となったようです。

このような状況が生まれ原因として、記事では次の点を挙げています。

  1. 病院側は医師と収入の減少に警戒感が強い。
  2. 配置基準の見直しを理由に看護師に退職を勧めるわらけにいかない。
  3. 都市部の介護施設を中心に、受け皿不足が深刻である。

以上の様に厚生労働省が描いていた理想からは現実は厳しい状況になっています。

今後、厚生労働省が新たな施策を打ち出すか注目されるところです。



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