フランチャイズ加盟のメリットとデメリット
こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。
介護事業のフランチャイズに加入することを、検討されている方もおられと思います。
一般的に言われている、フランチャイズ加盟のメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
- 開業のための商品やサービスが用意されているので、介護の経験のない人や異業種からの参入者でも容易である。
- フランチャイズ本部から介護に関する最新情報や介護技術を知ることができたり、相談にのってもらえる。
- フランチャイズに加盟している会員同士の情報交換ができる。
デメリット
- 加盟金やロイヤリティの負担が大きい。
- コンビニなどのフランチャイズと違い、知名度で利用者を獲得できない。
- 介護事業は一度経験すれば、フランチャイズのアドバイス受けなくてもできるようになる。
私の意見
フランチャイズに加入される場合は、加入することのメリットとデメリットを理解して加入されることをおすすめします。
私がフランチャイズに加入される人に、アドバイスさせていただくとすると「意識」の問題です。
フランチャイズに加入すると頼り切ってしまう恐れがあります。
あるいは、フランチャイズに加入すれば、成功するのではないかと錯覚する恐れがあります。
自ら行動して自ら切り開く意識がないとフランチャイズに加入しても成功しません。
自ら行動する中で、分からないことがあれば、フランチャイズにアドバイスを受けるという態度でないと成功しないのではないでしょうか。
例えば、利用者獲得のための営業活動は、最初はフランチャイズの人が同行して教えてくれると思いますが、その後は自らが動かないといけません。
この行動力がなければ、フランチャイズに加入しても成功しないのではないでしょうか。
逆に、この行動力がある人は、フランチャイズに加入しなくても成功すると思います。
少し遠回りして苦労するかもしれませんが、その方が身につき大きく成長できると思います。
フランチャイズに加入することを否定するわけではありません。加入すれば成功すると思わず、少し近道を行けるぐらいの気持ちで頼るのは最後、まず自分で行動する意欲が必要です。
私もフランチャイズに加入した経験があります。その時の経験を含めてお伝えしました。
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