ニチイ学館、訪問介護の受講者拡大

こんにちは。介護専門税理士の松本昌晴です。

ニチイ学館の2013年3月期の教育事業の業績予想の記事が掲載されていました。

それによると、ニチイ学館の2013年3月期の教育事業の営業損益は、40億円程度の赤字予想(前期7億円の黒字)。

従来予想より8億円程、赤字が縮小する。

その理由として、4月からホームヘルパーの資格認定に試験が導入されますが、3月末までに現行の講座を受験すれば、試験導入前の経過措置として資格を取得できる仕組みになっているためです。

ニチイ学館は、ホームヘルパー講座の受講生が昨年秋以降、月間4割増のペースで伸びている。

そのため、8億円弱の赤字を見込んでいたが、損益均衡の水準まで改善する。

以上が日本経済新聞の記事の内容の抜粋です。

ニチイ学館の教育事業の営業利益と営業利益率 (当初予想)

ニチイ学館のHPから教育事業の営業利益と営業利益率 (当初予想)のグラフがありましたので、次の掲載しました。

当初予想では、グラフの通り2013年3月期の営業利益は48億円の赤字でした。

ニチイ学館

同様にニチイ学館のHPから、「概況」をそのまま掲載しています。

教育部門につきましては、有効求人倍率が緩やかながら改善するなか、主力講座である「ホームヘルパー2級講座」「医療事務講座」の受講生数は、減少傾向が続いております。
語学事業では、グローバル化に伴う語学習得ニーズの高まりによりマンツーマン英会話のGABAの受講生数が計画を上回る水準で推移しており、当部門の収益安定化の早期貢献を果たしております。
新規講座の展開では、調剤薬局事務を専門とした人材ニーズの高まりを受け、「調剤薬局事務講座」の開発(平成24年1月開講)や「Webカレッジ」を活用した新たな講座の開発・提供についても、引き続き注力したほか、グループ英会話の『COCO塾』の展開準備を進めてまいりました。
その結果、当連結会計年度における売上高は15,450百万円(前年同期は12,904百万円)、営業利益は715百万円(前年同期は1,596百万円)となりました。



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